和服のすすめ|半纏は気軽に着れて過ごしやすい

半纏の種類と用途

子ども

半纏は、18世紀の江戸時代に活躍していた衣類です。もともとは職人や大工など肉体労働系の人が作業着として着るための衣服として活躍していた衣類であり、現代でいうジャージのような衣服として活用されていました。そのため、軽く動きやすく、通気性が良いといった特徴があります。種類としては広袖や筒袖といった袖の形が違う他にも、屋号が描かれた印半纏というものもあります。こちらは現代でいうユニフォームのようなものであり、どこに所属しているのか一目でわかるのが特徴です。現在でもオーダーメイドで作ることができ、オリジナル半纏の製作は容易に行なえます。他にも、防寒具として使用する場合は中に綿を入れたものもあります。
半纏の特徴は、なんといってもその動きやすさでしょう。かつては肉体労働用の衣類として用いられていましたが、現在ではもっぱら部屋着として活用する人が多いです。前述したように、軽く体を動かしやすいので部屋着としても十分活用でき、ジャージに負けず劣らず利便性は高いです。また、綿を詰めれば防寒着にもなるため、ある意味ジャージよりも応用の幅がある服だといえます。しかし、実際に肉体作業をする場合はジャージのほうが優れていることは多いです。そのため、どちらが優れているのかというのは一概にはいえません。
なお、変わり種として、長野県を発祥とする「猫半纏」というものがあります。こちらは背中のみを覆うものであり、作業着としてより防寒着としての役割りが強い半纏です。背中だけしか覆っていませんが、綿入れのため防寒効果は高く、通販などでも人気があります。